TR's野球コラム【その1】

 【お父さんコーチ誕生】

 TRが少年野球のコーチをやり始めたのは2007年の1月。今年でかれこれ4年になります。
 一応、高校まで野球をやっていた手前「教えるなんてお茶の子サイサイ」と当初は思っていましたが・・・・・。

 練習に参加していきなり不安になりました。

 「自分の持っている技術は果たして正しいのか?」
 「言った事をきちんと理解して貰えるのか?」
 「どう指導すれば良いのか?」

 高校野球の現役時代からも既に20年が経過し、技術や考え方なんかもかなり変化しているはず。
 例えば内野の捕球一つとっても我々の子供の時代は「グローブの横から右手を添える」と教わりましたが、今は「捕球した後右手でフタをする」と・・・。

 更には「教える材料」も自分の経験値しかありません。

 慌てて本を買いに行きました。
 別に「マニュアル通りにやろう」とは思わないのですが、考え方や教え方、動作のメカニズムなんかを1から勉強しようかと。

 「自分が理解していないと人に教えられるわけがない」
 「誤った知識を子供に伝えるワケにはいかない」

 特に少年野球は、その子の野球人生の一番の基礎となる部分であるだけに、ココである程度キッチリと教えないと変なクセが付いたり体を壊したりします。

 「少年野球のコーチ」とは「子供と共に学んで行かなアカン」と思いつつ、今日もグラウンドでボールを追っかけます。
  

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